コラム

大分県の大規模火災から学ぶ、消火器の選び方

大分県佐賀関の火災は１８０棟に及び現在も７０名以上の方が
避難生活を送られているとの事、心よりお見舞い申し上げます。

火災は全く他人ごとではありません、火を出さない為の用心と
出火した場合の備えが重要です
その為の消火器ですが、現在市場にある消火器のほとんどがABC粉末消火器です

これは炎を制圧する力が非常に強く、６畳間の壁１面、天井に届くほどの炎を
一瞬で消火してしまうほどの能力があるのですが、
完全に鎮火させるためには、水をかけるなどの作業が必要となります。

特に布団や畳、古新聞の束など表面の火が消えても中がくすぶっているような状態では
時間がたつと、再び燃え出すことが多々あります。

ところで消火器メーカー各社は、純水ベースの水系消火器を販売しています
衛生面や、消火後の汚損の問題に対応するためなのですが
小規模の火災や、電気火災にも使えて粉末消火器と併用すると
1+1が4くらいの効果を発揮すると言われています。

ご家庭の消火器の選択肢に入れてみてはいかがでしょう。