2025.08.22
防災に関する知識
消防訓練

8/18の火災で2名の消防士が殉職されました
大変痛ましく、ご冥福をお祈りいたします。
火災現場の危うさを、改めて思い知る事故でありました。
私共のお客様においても、多数の企業様が定期的な消防訓練を、実施していらっしゃいます。
しかし、その多くは消火器や消火栓による消火訓練です。
訓練指導の依頼を戴くことも多々ありますが、まずお願いすることは、通報訓練です。
「火事や!!」と大声で叫ぶ最初の通報、これが最も必要な訓練と考えています。
その後、消火器や消火栓の操法を行いますが、
屋内消火栓では燃えている部屋には入らず、窓や扉などの開口部から内部に向けて放水する。
屋外消火栓も原則、建物の外からの放水にとどめ、煙などで視界が悪くなったら消火を諦めて逃げる。
「無理に火災現場に入らない」事を念頭にお伝えしています。
ですが、それ以上に予防を徹底していただければと思ってます。
先ずは「火の用心」消火器や消火栓を使わないで済むことが一番です。
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