2025.07.10
防災に関する知識
日本は災害の多い国

日本は災害の多い国。
そう言われています。
実感としてもっておられる方もいるでしょう。
阪神淡路大震災を契機として、東日本大震災など大きな災害を経験するたびに、
私たちの防災意識は高まってきていると感じています。
ここであらためて、本当に日本は災害の多い国なのか、
ということについて考えてみたいと思います。
国土技術研究センターのホームページによりますと、
2022年のデータとして、
日本の国土は世界の0.29%、しかし全世界で起こったマグニチュード6以上の地震の18.5%が、日本で起こっており、全世界の活火山の7.1%が日本にあります。
また、全世界の災害による死者の1.5%が日本で、全世界の災害による被害金額の17.5%が日本の被害金額となっています。
このように、非常に災害の多い国で生活しているのです。
防災について、ソフトの面でもハードの面でもさまざまなものが生まれてきてはいます。
しかし災害に対する答えに、正解も満点も無いと思います。
私たちひとりひとりの意識で、災害を軽減できるように、
努めていきたいものです。
参考:一般財団法人国土技術研究センター
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