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2025.04.30

社内情報・その他

当社の点検作業ミス防止対策

当社では50年以上に亘って消防設備点検を生業としておりますが
長年の作業の中には冷や汗ものの作業ミスもありました
そんな作業ミスを繰り返さないために、実施しているミス防止対策をご紹介いたします。


①消火栓バルブの開き忘れ

屋内、屋外消火栓の点検ではポンプ元のバルブ(仕切弁)を締めて行います
これは、消火配管に無用の圧を加えない為、また予想外の漏水を防ぐための措置で
当然、行うべきことなのですが、作業終わりにこのバルブを開いておかないと
火災の際に、水が出ません。
基本的に、点検作業の一番最後に放水試験を行いますので、開き忘れは起きないはずなのですが
放水を省略できる機器点検や、放水試験後に遠隔起動試験などを行った場合、開き忘れが発生する危険があります。
この対策の為、バルブハンドルに蛍光色のベルトを巻くことにしています。



②消火器点検シールの貼り忘れ

消火器の数が少なければ、まず発生しないシール貼り忘れなのですが、数百本の点検では、疲れて集中力が落ちたり
設置場所が変わりやすい消火器点検では、うっかり貼り忘れが度々発生し、お客様からお𠮟りを戴くこともありました。
そこで、シール№の下3桁を点検時にリストに記入しています、点検漏れも防ぐことができ一石二鳥です。



この様に、人間の行う作業なのでヒューマンエラーは「ある」前提で対策を考えています。

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