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2024.09.20

防災に関する知識

防災と減災

2024年9月1日 あの関東大震災から101年です。
いつやってくるかわからない天災、自然災害に対して、備えていたいものですね。

さて、みなさんは、「防災」と「減災」、ちがいは何だと思われますか?
「防災」=災害を未然に防いだり、被害を防ぐための備え。できるだけゼロに近づける。
あらかじめ想定した被害に対するさまざまな取り組み。
「減災」=災害の被害を最小限に抑えるための備え。
災害、または災害による被害は生じるものである、という前提にその被害を最小限に抑える、という事前の対策です。

阪神・淡路大震災や東日本大震災では、想定していた防災対策を大幅に超える大災害では、
備えが十分に機能しない、被害を完全に防ぐことはできないということを経験し、
また自然災害を完全に予測することは不可能だということも、身をもって知りました。
そこで、これ以降より現実的な「減災」という発想が出てきたわけです。
 
以前に、このブログでもお伝えさせていただいた内容と重複しますが、「自助」「共助」「公助」というものが、大事になってきます。

まず、自分の命、そして近くの人々との協力。隣人、他者とのつながりが希薄になりがちな現代社会で、いざという時に頼りになるのは、近くにいるひとだったりします。
公助というものも最後には頼ることになるわけですが、やはり時間がかかってしまうものです。
家族、ご近所さん、学校、会社、そういうつながりを大事にしていくことが大切ではないかと思います。

また、ラジオ、懐中電灯などを含む防災グッズ、避難所の確認、そして情報共有。
あらためて、見直してみませんか。

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