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2023.07.18

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食料だけじゃない?災害時に携帯トイレ備えてほしいワケ

「視点 災害時のトイレ問題は命に関わる」(月刊フェスク6月号より)
今回はこの記事の紹介と、付随して私の経験した災害時トイレ事情についてです。


1995年1月17日の阪神淡路大震災発災後、数日のことです。
所属していたカトリック教会からボランティア募集の案内がありました。
「神戸の教会から各所に支援物資を配達する」という内容です。

1月27日~29日の3日間だけの参加でしたが、日中は配送作業、夕方から日誌と翌日の打ち合わせを行っていました。このボランティア中で一番困難したのがトイレでした。

生理現象なのでコントロールできるはずもなく、長時間我慢しては体を壊す可能性もあります。しかし配送中にトイレは当然なく、拠点に戻っても2階のトイレ2ヶ所を30人で共有するので、時間も回数も制限が発生します。

断水中なのでレバーをひとつで流せるはずもなく、桶に汲み置いた水を柄杓で流して使用していました。その水も自衛隊の皆さんが用意してくださったものを、男性陣が2階まで運んで使用していました。
この時に比べると、今の心置きなくトイレを使える環境はありがたみを感じています。

 
被災場所でのボランティアということで食料は念入りに準備していましたが、トイレは意識にありませんでした。もちろん現在社用車や自宅に備えてある防災キットには携帯トイレも用意しています。

簡単に手に入りますので、皆さんも備え置き、数回練習しておくのもよいのではないでしょうか。


↑当時の写真
 

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ほかにも有益な情報があるので、ぜひご覧いただければと思います。
https://www.fesc119.net/
 

原文:五味寛昭
編集:五味光一朗

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