2023.04.27
火災に関する知識
伝導過熱火災にご注意!
先日、伝導過熱火災に関する記事を見かけました。
伝導過熱火災とはガスコンロ近くの壁内の木材が長期間の過熱により炭化し、突然燃え出す火災です。
さほど高い温度でなくても(100~150℃で)長時間の過熱にさらされると火災が発生すると言う事は、私にとっても盲点でした。
火の不始末やトラッキング火災など、在りがちな火災原因と違って
低温の暖房器具や調理器具でも火災の危険がある事は見逃しがちと思われたので、取り上げました。
厨房、キッチンの壁をステンレスや不燃材のボードで覆っていても裏側の木材が過熱、炭化して出火に至るので発見が遅れ、大きな火災につながります。
調理器具など熱源を壁から離す、壁の不燃材の手前にアルミの放熱板を設置するなど 対応を検討することをお勧めします。
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